ラミクタール画像

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強直間代発作の対処法

てんかん発作は、脳の無秩序な興奮が原因となって起きるものと考えられていますが、そのなかでも周囲の人から見たときの症状として大きなものでは、強直間代発作とよばれるものがあります。
強直間代発作は、呼吸が止まり、手足を投げ出して体が硬直してしまう状態が数秒から数十秒続いたあと、今度は腕や膝を一定のリズムで曲げ伸ばしするような運動をするけいれんが数十秒ほど続くというものです。このてんかん発作の後では、患者は意識がもうろうとなり、自然睡眠といって、その場で30分から1時間ほど寝込んでしまうことになるので、ケガや事故には細心の注意を払わなければなりません。
強直間代発作が起きたときの周囲の人の対処法としては、まずは患者のまわりに落ちている硬い石などの危険物を取り除き、横向きにして呼吸が楽になるようにします。舌を噛まないようにとむやみに口のなかに物を入れたり、強くゆさぶったりという余計なことはしないほうがよいでしょう。
患者本人については、こうしたてんかん発作の前になると、日常とは異なった感覚がすることがありますが、これはてんかん発作の前兆となります。前兆となる現象は人によってさまざまですが、前兆をいったん覚えておくと、次の発作から身を守る目処が立てやすいといえます。このような前兆としては、手足がしびれたり温かくなったりする、おかしな音が聞こえたり臭いがしたりする、目に点のような映像が映る、などといったものがあります。
それとともに、ラミクタールのような抗てんかん薬とよばれる医薬品を服用して、脳の興奮を抑制することも効果的な予防法となります。もっとも、ラミクタールは用法・用量を守らないと副作用になるおそれも強いものですので、限度を超えて服用するようなことはせず、必ずラミクタールの添付文書のとおりに服用することが大切です。