ラミクタール画像

強直間代発作にはラミクタール

てんかん発作には実はさまざまな種類のものがみられ、例えば意識がなくなって突然その場に卒倒してしまうような場合もあれば、意識を保ったまま手足などにけいれんが起こり、ごく短時間のうちに消失してしまうような場合もあります。
こうしたてんかん発作のなかでも、特にてんかんという病気に代表的なものが、「強直間代発作」とよばれているものです。これは大脳の広い部分で過剰な興奮が起こる「全般発作」とよばれるグループに属しています。
症状としては、突然意識を失って倒れ、「強直発作」といって、手足を投げ出したまま体が硬直してしまったようになります。その後、手足を一定のリズムにしたがって曲げるような動作をするけいれんがあり、これが「間代発作」です。こうしたてんかん発作があった後、30分から1時間程度は意識がもうろうとして眠ってしまうことも少なからずあり、物にぶつかったりといった事故にも遭いやすいので注意が必要です。
てんかん発作には、起こり始めるかもしれないという前兆のようなものがみられることもありますので、この前兆を正しく捉えることも事故防止に役立ちます。主な前兆現象としては、手足がしびれたり感覚がなくなったりする、視野に点や星などの映像がみえる、機械の音のような空耳がする、といったものがあります。
てんかん発作を防止するには抗てんかん薬の服用が効果的で、ラミクタールをはじめとしたいくつかの製品が知られています。ラミクタールは服用によって脳の異常な興奮を抑制しますが、服用する量には注意する必要があります。ラミクタールの副作用として深刻な皮膚障害があり、過去には服用量が規定値を超えていたために死亡したケースもあるからです。